「いつでも・どこでも・だれもが」安全、快適に水辺で余暇を楽しめるように、関係官庁や自治体、公益団体等と連携して、海事教育や体験型イベントを開催し、海事思想の普及を図りました。

 親水事業では、体験型の海洋実践学習Maris海洋スクールの実施や、各地域でマリンスポーツの普及活動をするボランティア組織であるマリスクラブの主催するイベントや、第6回隅田川水面の祭典2014等、各地の親水イベントへの開催支援や親水関連機材の貸出等を実施。参加者にマリンスポーツの楽しさや魅力を体感してもらうと同時に、水辺で必要な安全への意識や備え、事故への対処や環境への配慮等、親水意識を涵養することができました。

 安全啓発事業では「WEAR IT!」キャンペーンを実施し、本年度も着用者数の世界記録の樹立に貢献しました。また、水上オートバイ等による救助技術の習得及び救助体制やシステム構築等を目的とした講習会及び訓練を実施するとともに、各地でレスキューデモンストレーションや各競技会でレスキュー活動も実施。さらに水上オートバイを活用したレスキューの普及事業(K38 JAPAN)では、米国テネシー州ナッシュビルに於いて開催された「第18回インターナショナルボーティング&ウォーターセーフティーサミット」(IBWSS)に参加し、世界の水上安全に関する動向や水上オートバイレスキュー等の情報収集及び国際交流を図りました。また、水上オートバイのルールやマナー、操船技術、安全意識の向上に重点をおいた特殊小型船舶操縦免許取得講習会であるMarisジェットスクールを多摩川と桐生のボートレース場及び二色の浜海浜緑地、新潟県立海洋高校にて実施しました。

 施設管理・運営事業では、大阪府営二色の浜公園、マリンスポーツパーク・浜寺(大阪府立漕艇センター)、新潟県柏崎市みなとまち海浜公園の管理業務を通じ、周辺海域の安全監視や安全確保を図ると共に、利用者に対してルール・マナーの啓発を行いました。

 普及・振興事業では、各種マリンスポーツ競技団体の運営体制の整備や競技の普及、安全対策の指導等を行いました。

 なお、上記事業活動に関する情報をホームページやフェイスブック等で積極的に発信することで、有効な周知・啓発を行うことができました。

トピック

・当財団の事業内容をSNSで積極的に広報を開始

国内外の主な出来事

・解釈改憲で集団的自衛権容認

・日本人3人にノーベル物理学賞

・韓国旅客船事故で304人死亡・不明

主な事業

・全国各地における親水活動拠点への支援

・ マリンスポーツフェスティバル in 隅田川

  実施期日  平成26年5月24日(土)・25日(日)

  実施場所  東京都台東区 隅田川