記事紹介:「全員生還のポイントは浮いて救助を待てたこと 修学旅行中のクルーズ船事故」(11月20日付:Yahoo! JAPANニュース)

皆さんは、香川県坂出市の与島沖で修学旅行中の小学6年生52人を乗せた小型船が沈没した事故をご存じでしょうか。この事故では船が完全に沈没したものの、幸いにも全員が生還しています。記事では、日本水難学会会長の斎藤秀俊先生がこの事故に対するご見解を述べられていますので、その内容をご紹介いたします。まず、生還のポイントとしては、やはりライフジャケット着用で浮いて救助を待つことができたことが挙げられるとともに、事故当時の海水温が命に影響を与える水温の目安17℃より辛うじて高かったことが挙げられるそうです。公開されているデータによると、事故のあった海域の海水温は約20℃だったとのことです。しかし、この水温20℃も体を動かしていないと体の芯まで冷えてしまう、低体温になってしまう温度だとのことです。

子供たちが助かって本当に良かったですね。
やはり水辺においてライフジャケットの着用は大切です。また、場合によっては落水時の体温低下を防ぐため、ウェットスーツなどを着ることが大切ですね。

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https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohidetoshi/20201120-00208695/